Midjourney(ミッドジャーニー)とは?始め方・使い方を徹底解説

・Midjourneyの基本的な使い方を知りたい
・Midjourneyで生成した画像の活用方法を知りたい

という方に向けた記事になります。

MidjourneyはAIを利用した画像生成プラットフォームで、ユーザーが入力したテキストから独自の画像を生成します。

クオリティの高い画像を簡単に生成できることで多くのユーザーに人気です。

本記事では、Midjourneyの概要や特徴、料金プラン、始め方までの詳細を徹底解説します。

目次

Midjourney(ミッドジャーニー)とは?

Midjourney(ミッドジャーニー)は、AI技術を用いてテキストから画像を生成するプラットフォームです。

プロンプトと呼ばれる指示文を入力することで、クオリティの高い画像を数秒で生成できます。

ななみ

イラストが描けなくても、デザイナーでなくても、誰でも簡単に使用できます。

Midjourneyの概要と特徴

Midjourneyの最大の特徴は、その高い画像生成クオリティです。

ユーザーが入力したテキストをもとに、多様なスタイルやテーマで画像を生成できるため、デザインやアートの分野で重宝されています。

また、使いやすいインターフェイスと直感的な操作性も魅力の一つです。

さらに、AIが学習することで生成精度が向上していくため、利用するほどにより洗練された画像を得ることができます

Midjourneyの仕組み

Midjourneyは、ディープラーニング(深層学習)技術を使用してテキストから画像を生成します。

ディープラーニング:大量のデータを学習し、データの特徴を抽出する技術のこと

ユーザーが入力したテキストを解析し、その内容に基づいて画像を生成するアルゴリズムが働きます。このアルゴリズムは、数百万枚の画像データを学習することで、高い精度での画像生成を実現。

さらに、生成された画像はユーザーのフィードバックをもとに改善されるため、利用するほどに精度が上がります。

Midjourney(ミッドジャーニー)の料金プラン

Midjourneyの料金プランは、有料プランのみ利用可能です。

無料プランは2023年3月28日に利用停止となりました。2024年8月現在も利用できません。

Midjourneyの有料プランは「ベーシック」「スタンダード」「プロ」「メガ」の4種類あります。

月払いか年払いを選択可能で、年払いの方が20%安くなります

プランベーシックスタンダードプロメガ
月払い10ドル30ドル60ドル120ドル
年払い96ドル
(8ドル/月)
288ドル
(24ドル/月)
576ドル
(48ドル/月)
1152ドル
(96ドル/月)
ファストモード3.3時間15時間30時間60時間
リラックスモード無制限無制限無制限
ステルスモード利用可利用可
最大同時生成枚数331212

一番安い「ベーシックプラン」は月額10ドル(約1,500円)で、月に200枚程度の画像生成が可能です。

Midjourneyをお試しで利用したい・まだ画像生成に慣れていない方はベーシックプランで問題ないと思います。

また、Midjourneyには以下の3つの画像生成のモードがあります。

  • ファストモード:画像生成を高速で生成するモード
  • リラックスモード:画像生成をゆっくり生成するモード
  • ステルスモード:画像生成を自分以外に非公開で生成するモード

ベーシックプランではファストモード以外は選べません。

そのため、ファストモードの時間を使い切るとそれ以降は追加料金がかかってくるので注意です。

ななみ

ベーシック以外のプランでは、リラックスモードに切り替えることで追加料金なしで画像生成が行えます。

当サイトでは「ベーシックプラン」を利用し、慣れたところで「スタンダードプラン」に変更しました。プラン変更は簡単にできます。「Midjourneyでプラン変更する方法」で詳しく解説しているので参考にしてください!

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Midjourney(ミッドジャーニー)の始め方

Midjourneyは以下の手順で始めることができます。

手順
  1. Discordアカウントを作成する
  2. Midjourneyと連携する
  3. 料金プランを選択する

一つずつ見ていきます。

手順1:Discordアカウントを作成する

Midjourneyの利用にはDiscordアカウントが必要です。

まず、Discordの公式サイトにアクセスし、無料でアカウントを作成します。

トップページの右上にある「ログイン」ボタンをクリックします。

登録」を押します。

メールアドレス、ユーザー名、パスワード、生年月日を入力して、「はい」を押します。

「私は人間です」にチェックを入れ、認証を行います。

メールアドレスを認証するボタンを押します。

これでDiscordアカウントの作成は完了です。次はミッドジャーニーへの登録に進みましょう。

手順2:Midjourneyと連携する

Discordアカウントを作成したら、Midjourneyの公式Discordサーバーに参加します

まず、Midjourneyの公式サイトにアクセスし、「Sign Up」ボタンをクリックします。

Continue with Discord」を選択。

招待を受ける」ボタンを押します。

以上でMidjourneyとDiscordの連携が完了しました。次は料金プランの選択に進みましょう。

手順3:料金プランを選択する

Midjourneyは有料プランのみ利用可能のため、サブスクリプション登録が必要です。

まず、Midjourneyのサーバを選択し、「newbies-###」のチャンネルを開きます。画面下にあるチャット入力欄に「/subscribe」と入力して、エンターキーを押します。

①Midjourneyのサーバを選択
②「newbies-###」のチャンネルを開く
③チャット入力欄に「/subscribe」と入力して、エンターキーを押す

Manage Account」を押して、DiscordからMidjourneyのサイト(プラン選択画面)に遷移します。

プランを選択します。初めてMidjourneyを使う方であれば、一番安いプランでいいかなと思います。合わなかったら解約しやすいので。

①年払い/月払いか選択
②プランを選択

最後に、決済情報を入力して、サブスクリプション登録は完了です。

ななみ

支払い方法はクレジットカードかAlipayが選択できます。

Midjourney(ミッドジャーニー)の使い方

Midjourneyを始める準備ができました。ここではMidjourneyの具体的な使い方について解説します。

使い方
  1. 自分専用のサーバを作成する
  2. Midjourney Botをサーバに追加する
  3. プロンプトを入力して画像を生成する
  4. 生成した画像を保存する

一つずつ見ていきます。

自分専用のサーバを作成する

Midjourneyを使用する際には、以下の3通りの方法があります。

・自分専用のサーバを作成する
・「newbies-###」のチャンネルを開く
・ダイレクトメッセージをする

自分専用のサーバを作成して画像生成するのがおすすめです。

理由は、「newbies-###」のチャンネルでは世界中のユーザが画像生成を行っている場所のため、自分が生成した画像を探しにくい(というかほぼ無理な)ため。

また、ダイレクトメッセージだと自分の生成した画像しかないため見やすいですが、自分専用のサーバを作成すると目的別に画像生成することが可能なため、より画像が探しやすくなります。

ということで、まず自分専用のサーバを作成していきましょう。

Discordで「サーバーを追加」ボタンを押します。

オリジナルの作成をクリックします。その次の画面では「自分と友達のため」を選択しましょう。

サーバ名を入力して、「新規作成」ボタンを押します。アイコンの設定は任意です。

以上で自分専用のサーバが作成できました。Midjourney Botをサーバに追加して、画像作成ができるよう設定していきましょう。

Midjourney Botをサーバに追加する

ダイレクトメッセージ」より、Midjourney Botを右クリックしてプロフィールを開きます。

アプリを追加」を押します。

サーバーに追加」を押します。

Midjourney Botを追加したいサーバを選択して、「はい」ボタンを押します。

チェックはそのままにして、下にスクロール、「認証」ボタンを押します。

以上でMidjourney Botをサーバに追加できました。さっそく画像を生成していきましょう。

プロンプトを入力して画像を生成する

Midjourneyではプロンプトと呼ばれる「AIにどんな画像を生成したいかを伝えるための指示文」を入力することで画像を生成します。

先ほど作成した自分専用のサーバを開き、入力欄に「/imagine」と入力してエンターキーを押します。

入力欄「/imagine prompt 」に続けて、プロンプトを英語で入力します。今回は「cat is a solid gray」と入力してみましょう。

プロンプトを入力してエンターキーを押すと、4枚の画像が生成されます。プロンプト「cat is a solid gray」通り、グレーの毛の猫の画像が生成されました。

画像の生成には数秒~1分ほどかかります。

生成した画像を保存する

画像の生成が完了したら、生成した画像を保存していきましょう。

各画像の下に

  • 「U1」「U2」「U3」「U4」(Upscale)
  • 「V1」「V2」「V3」「V4」(Variation)

のボタンがあります。

1、2、3、4の番号は以下のように割り当てられています。

例えば、③の画像だけを保存したい場合、「U3」ボタンを押します。

③の画像だけ、1枚の画像で生成されました。

生成した画像をクリックし、ブラウザで表示。右クリックで「名前を付けて保存」で画像が保存されます。
※Windowsでの手順になります。Macだと微妙に異なるかもしれません。

生成した画像がいまいち・気に入らない場合はプロンプトを変えるか、更新ボタンを押しましょう。

更新ボタンを押すと、同じプロンプトで、新しく画像を生成してくれます。

プロンプトの書き方のコツ

Midjourneyのプロンプトは、AIに対してどのような画像を生成してほしいかを伝えるための入力テキストで、英語で入力します。

Midjourneyで魅力的な画像を生成するためには、効果的なプロンプトの書き方が重要です。

プロンプトは「主題・媒体・環境・構成」を組合せて作成します。単語と単語の間は「カンマ(,)」で区切ります。

主題:人物、動物、キャラクター、場所、オブジェクト
媒体:写真、絵画、イラスト、彫刻、落書き、タペストリー
環境:屋内、屋外、月面、水中、都市
構成:ポートレート、ヘッドショット、クローズアップ、鳥瞰

具体的なプロンプトの作成方法と作成のコツについて「Midjourneyで使えるプロンプト一覧|作成方法・コツも解説」で詳しく解説しています。

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まとめ

Midjourneyの概要や特徴、料金プラン、始め方までの詳細を徹底解説しました。

Midjourneyを利用することで簡単にプロ並みの画像を生成できます。

画像を生成するための「プロンプト(指示文)」の作成が難しいのでコピペで使えるプロンプトの需要も高まっています。

書き方を覚えて、画像を生成していくことでコピペに頼らずともクオリティの高い画像をいつでも生成可能になります。プロンプトの販売側になることもできますよ!

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