CocoonからSWELLへの移行手順を徹底解説【初心者でも簡単】

・CocoonからSWELLへの移行したい
・初めてテーマ移行するので移行手順を詳しく知りたい

という方に向けた記事になります。

Cocoonからテーマ移行するならSWELLがおすすめだと聞いたけど、初心者でもスムーズにできる?どれくらい時間がかかる?と悩みますよね。

そこで本記事では、「CocoonからSWELLへの移行手順」について詳しく解説します。

ななみ

手順通りに進めないと、不具合や評価の低下につながることがあります。手順が多くてめんどくさい…と思うかもしれませんが、最初だけなので頑張りましょう。

初めてテーマ移行する方に向けて、画像付きで分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください!

Check!
Check!

\SWELLの特徴や機能・デモサイトを確認してみる /

目次

CocoonからSWELLへの移行にかかる時間は?

CocoonからSWELLに移行するには、「事前準備・移行作業・移行後の修正作業」が必要になります。

特に、テーマを移行後は「Cocoonで使用していた装飾が崩れる」ため、既存記事の修正作業が必要であることに注意です。

そのため、CocoonからSWELLへの移行にかかる時間は記事の数や修正が必要となる装飾の数によって変わってきます。

Check!

CocoonブロックはSWELLでは使用できないため、他のブロックに修正する必要があります。

当サイトでは以下の2つのサイトをCocoonからSWELLに移行しました。

サイト1:記事数18、1記事平均3000文字、装飾は少なめ
サイト2:記事数33、1記事平均5000文字、装飾は普通

サイト1は記事も装飾も少なかったため、切り替えは7時間程度で完了しました。

サイト2は記事数も装飾もまあまあある感じだったため、切り替えは2週間程度で完了しました。

やはり、記事数や装飾が多い方が時間がかかります。Cocoonブロックを多用している場合は、余裕をもって切り替えを行いましょう。

また、Cocoonの装飾をある程度保った状態で移行できる「乗り換えサポートプラグイン」を使うと便利です。

ななみ

Cocoonの装飾をある程度保ってくれると、落ち着いて記事の修正が行えます。

ただし、Cocoonブロックの「ボタン」は乗り換えサポートプラグインを使用すると以下の通り真っ白になるので注意です。

Cocoonで作成したボタン

Check!

\SWELLの特徴や機能・デモサイトを確認してみる /

SWELL移行前に行う作業

SWELLに移行する前に、以下の作業を行っておくとスムーズに移行できます。

移行前の作業
  1. バックアップ取得
  2. メタディスクリプションの移行
  3. Googleアナリティクス・サーチコンソールのコードの移行

一つずつ見ていきます。

バックアップ取得

テーマ移行で不具合が出た時のためにバックアップを取得しておきましょう。

ただし、念のための保険、くらいの位置付けなので取得する/しないは自己判断で問題ありません。

バックアップの取得はプラグインを使用すると簡単に取得できます。以下の2つがおすすめです。

BackWPup
All-in-One WP Migration

どちらのプラグインも、無料でバックアップを取得できます。

ななみ

バックアップ取得は無料ですが、問題が起きた場合に復元するのは有料です。

より簡単にバックアップが取得できる「BackWPup」の導入手順を解説します。

STEP
BackWPupをインストールする

管理画面より、「①プラグイン」→「②新規プラグインを追加」を選択して、「③BackWPup」を検索します。BackWPupが見つかったら、「④今すぐインストール」をクリック。

有効化」ボタンをクリック。

以上でインストール完了です。

STEP
新規ジョブを追加する

自動でバックアップを取得するため、「ジョブ」を作成していきます。

管理画面より、「BackWPup」→「新規ジョブを追加」を選択します。

ジョブ名を入力します。(お好きな名前でかまいません)

フォルダーへバックアップ」にチェックを入れて、変更を保存ボタンをクリック。

以上で新規ジョブの追加完了です。

STEP
スケジュールを設定する

ジョブを実行するスケジュールを、「スケジュール」タブより設定していきます。

ジョブの開始方法で「WordPressのcron」を選択します。

スケジューラの種類は「基本」をクリック。バックアップを取得する頻度は任意で問題ありません。ここでは「毎週」を選択して、変更を保存ボタンをクリック。

以上でバックアップの設定完了です。スケジュールしたタイミングで自動でバックアップが取得されます。

メタディスクリプションの移行

SWELL本体にはメタディスクリプションを設定する機能がないため、Cocoonで設定していたメタディスクリプションが消えてしまいます。

そのため、移行前にメタディスクリプションを退避しておく必要があります。

ななみ

SEO SIMPLE PACK」というプラグインを用いて、メタディスクリプションを設定していきましょう!

SWELLで必要なプラグイン

SWELL開発者の記事より、SWELLで推奨・非推奨のプラグインが確認できます。「SEO SIMPLE PACK」は必須と言及されています。

SEO SIMPLE PACKをインストールして、メタディスクリプションを設定する手順を解説します。

STEP
SEO SIMPLE PACKをインストールする

管理画面より、「①プラグイン」→「②新規プラグインを追加」を選択して、「③seo simple pack」を検索します。SEO SIMPLE PACKが見つかったら、「今すぐインストール」をクリック。

有効化」ボタンをクリック。

以上でインストール完了です。

STEP
メタディスクリプションを設定する

投稿一覧より記事の編集ページへ移動してメタディスクリプションを設定していきます。

記事の下の方にメタディスクリプションがあるのでこれをコピー。

さらに下の方にある「SEO SIMPLE PACK 設定」のメタディスクリプションに、先ほどコピーしたものを貼り付けます。

以上で設定は完了です。全ての記事に対して行う必要がありますが、そんなに時間はかかりません。サクッと終わらせてしまいましょう!

Check!

\SWELLの特徴や機能・デモサイトを確認してみる /

Googleアナリティクス・サーチコンソールのコードの移行

Cocoonでは、「Cocoon設定」という場所でGoogleアナリティクス・サーチコンソールの連携設定をしていました。

SWELLには「Cocoon設定」はありませんので、連携設定用のコードを退避しておく必要があります。

ななみ

SWELLでは「SWELL設定」で連携設定します。コードをコピペするだけなので簡単です!

STEP
Googleアナリティクス・サーチコンソールのコードをコピーする

このStepはCocoon(移行前)で行います。

管理画面より、「①Cocoon設定」→「②アクセス解析・認証」をクリック。

Google Analytics設定・Google Search Console設定より、IDをコピーします。

STEP
連携設定用のコードを設定する

このStepもCocoon(移行前)で行います。
※「SEO SIMPLE PACK」プラグインが導入されている状態であることを確認してください

管理画面より、「①SEO PACK」→「②一般設定」を選択し、「③Googleアナリティクス」タブへ移動。先ほどコピーしたIDを貼り付けます。

ウェブマスターツール」タブへ移動。Googleサーチコンソール用にコピーしたIDを貼り付けます。

以上で設定は完了です。

ななみ

事前準備は以上になります。SWELLへの移行作業に移りましょう!

CocoonからSWELLへの移行手順

以下の手順で、CocoonからSWELLへ移行します。

手順
  1. SWELLを購入・会員サイトに登録
  2. SWELLダウンロード
  3. SWELLアップロード・有効化
  4. ユーザー認証を行う
  5. Cocoon乗り換えサポートプラグインを有効化
  6. OGPの設定
  7. 不要なプラグインの削除
  8. 既存記事のリライト
  9. Cocoon乗り換えサポートプラグインを削除
  10. Cocoonテーマを削除

一つずつ見ていきます。

手順1:SWELLを購入・会員サイトに登録

まずは、SWELLの公式サイトへアクセスします。

公式サイトから購入

DOWNLOAD」ボタンをクリック。

購入ページに移動するので、利用規約に同意し「SWELLを購入する」ボタンを押します。

メールアドレス、カード情報、カード所有者名を入力して、「支払う」ボタンをクリック。

以上でSWELLの購入は完了です。続いて、SWELLダウンロード・バージョンアップなど、サポートを受けるために会員サイト(SWELLERS’)に登録していきましょう。

フォーラムをクリック。

会員登録はこちらから▶」をクリック。

ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力して、利用規約に同意し「登録する」ボタンを押します。

メールアドレスはSWELL購入時に入力したものと同じアドレスにしましょう。ユーザー名とパスワードは任意の文字列でOKです。

以上で会員サイトへの登録は完了です。

手順2:SWELLダウンロード

次に、会員サイト(SWELLERS’)のマイページより、SWELLをダウンロードします。

SWELL本体最新版、子テーマ、乗り換えサポートプラグインをダウンロードします。

ダウンロードしたテーマ、プラグインが「zip形式」になっているか確認します。

ななみ

Macだと解凍された状態で保存されることがあるみたいです。zip形式になってるか確認してから次のステップへ行きましょう。

以上でSWELLのダウンロードは完了です。

手順3:SWELLアップロード・有効化

続いて、ダウンロードしたSWELLをアップロード・有効化します。

管理画面より、「①外観」→「②テーマ」を選択し、「③新しいテーマを追加」をクリック。

テーマのアップロード」を押します。

まずは「SWELL本体:swell-2.13.0.zip」をアップロードします。

「①ファイルの選択」を押して、SWELL本体を選択した後、「②今すぐインストール」ボタンをクリック。

以上でSWELL本体のインストール完了です。

続いて「子テーマ:swell_child.zip」をアップロードします。

「①ファイルの選択」を押して、子テーマを選択した後、「②今すぐインストール」ボタンをクリック。

以上で子テーマのインストール完了です。

SWELL本体・子テーマがインストールできたら「外観」→「テーマ」より、SWELL CHILDを「有効化」します。

ななみ

子テーマのほうを有効化してくださいね。

以上でSWELLの有効化まで完了しました。サイトを見てみてください。表示が変わったのが確認できます。後は表示を直したり、細かい設定を行います。もう少し頑張りましょう!

手順4:ユーザー認証を行う

続いて、ユーザー認証を行います。

ななみ

SWELLを有効化した後、「SWELLのユーザー認証が完了していません。」と警告が表示されます。SWELLのアップデート機能を利用するため、認証を行っておきましょう。

管理画面より、「①SWELL設定」→「②アクティベート」をクリック。

会員サイト(SWELLERS’)の登録に利用したメールアドレスを入力して、「認証リクエストを送信」ボタンを押します。

「SWELLのユーザー認証用URLを送付」のメールが届いたら、本文のURLをクリックします。

以上で認証は完了です。「自分のサイトに戻る」ボタンを押します。

サイトに戻り、認証完了となっていたらOKです。

Check!

「自分のサイトに戻る」ボタンが押せずに認証が完了できない場合は、「アクティベートを完了」ボタンを手動で押してください。

手順5:Cocoon乗り換えサポートプラグインを有効化

続いて、Cocoon乗り換えサポートプラグインを有効化します。

管理画面より、「①プラグイン」→「②新規プラグインを追加」を選択し、「③プラグインのアップロード」をクリック。

「Cocoon乗り換えサポートプラグイン:cocoon-to-swell-1-1-2.zip」をアップロードします。

「ファイルの選択」を押して、Cocoon乗り換えサポートプラグインを選択した後、「今すぐインストール」ボタンをクリック。

プラグインを有効化」ボタンを押して、プラグインの有効化は完了です。

手順6:OGPの設定

続いて、OGPを設定します。※この手順は任意です。

ななみ

SNSでシェアする時のデフォルト画像を設定します。投稿の場合はアイキャッチ画像が優先されますので、固定ページなどのアイキャッチ画像がないページ用の画像という認識でOKです。

管理画面より、「①SEO PACK」→「②OGP設定」を選択し、「③画像を選択」をクリック。

画像を選択したら、「設定を保存する」ボタンをクリック。

以上でOGPの設定は完了です。

手順7:不要なプラグインの削除

続いて、不要なプラグインを削除します。

SWELL開発者の記事より、SWELLで推奨・非推奨のプラグインが確認できます。非推奨とされているプラグインを利用している場合は削除 or 別のプラグインに移行しましょう。

ななみ

当サイトではセキュリティ向上のためのプラグインを「SiteGuard WP Plugin」から「XO Security」に変更しました。
サイトごとに必要な作業が変わるため、ご自身で確認してみてください。

手順8:既存記事のリライト

続いて、既存記事のリライトを行います。

ななみ

ここが一番時間がかかりますが、あと一歩なので頑張りましょう!

記事修正は1記事ずつ、Cocoonで使用していた装飾(Cocoonブロック)をSWELL用に修正していきます。

Cocoonブロックを使用していた箇所は「このブロックはサポートされていません」のような表示が出るので、SWELL用のブロックを追加して、Cocoonブロックは削除…という作業をひたすらやっていく感じです。

記事が多い場合は優先順位をつけて順番に修正していきましょう。以下の順番でリライトしていくのがおすすめです。

①収益が発生している記事
②アクセス数の多い記事
③その他の記事

既存記事のリライトが終わるまで、乗り換えサポートプラグインを削除できないCocoonも入れたままになるため、頑張って終わらせましょう。

ななみ

SWELLとCocoon、テーマが2つあるような状態を維持するのはあまり良くないです。

手順9:Cocoon乗り換えサポートプラグインを削除

既存記事のリライトが終わったら、Cocoon乗り換えサポートプラグインを削除します。

Cocoon乗り換えサポートプラグインを無効化をクリック。

キャッシュをクリアして、サイトの表示が問題ないことを確認します。問題なさそうなら「削除」して完了です。

手順10:Cocoonテーマを削除

最後に、Cocoonテーマを削除します。

管理画面の「外観」→「テーマ」より、Cocoonの「テーマ詳細」を選択し、削除ボタンを押して削除できます。

以上でSWELLへの移行は完了です。お疲れ様でした!!

まとめ:CocoonからSWELLへの移行手順

CocoonからSWELLへの移行手順」について解説しました。

手順こそ多いですが、手順通りに進めていけば移行も難しくありません。ブログ運営の目的に応じて、SWELLへの移行を決断したときは頑張りましょう!

手順を振り返りたい方は以下のリンクより飛べます。

Check!

SWELLの特徴や機能・デモサイトを見てから購入しようかなと思う方は以下のボタンより飛べます。

Check!

\SWELLの特徴や機能・デモサイトを確認してみる /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次